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フランスでは硬水が主流な理由。

こんにちは。『レストラン間』です。

今回は、日本とフランスのお水の違いについて、

お話しさせてください。

 

フランスでは、蛇口からでてくる水は、硬水です。

日本はほぼどこも軟水です。

この硬水、軟水の分かれ道は、

水に含まれるカルシウム、

マグネシウムの量で分類されます。

 

日本は国土が狭いので河が短かく、

傾斜が多いので水が勢い良く流れる為、

地に含まれるカルシウム、

マグネシウムを吸収する暇が無く軟水となります。

 

一方フランスは河が長くゆったり流れるので、

その間ミネラル成分をたっぷり含み硬水となるんです。

 

軟水は浸透性があるので、出汁が出やすいです。

軟水は日本料理の命である

カツオや昆布の旨味であるグルタミン酸を良く引き出し、

日本料理全体に適しています。

お米も水分を良く含みふっくら美味しく炊き上がります。

 

フランスでは硬水を利用するので、

お米料理はパラパラピラフやしっとりリゾットが多いのも納得です。

また、硬水は肉の臭みやアクを取るのに優れているので、

肉をコトコト煮込む料理に最適です。

蒸したり、オーブンで焼いたり、

油で焼いたりの調理法で、

スープストックやワイン、クリームで味付けをする

水に頼らないフランス料理が流行したのも納得です。

水の質も、その土地、その国のお料理のあり方に

大いに影響を与えているんですね。

 

そんな、国土の違いも感じながら、

是非、レストラン間の

こだわりぬいたお食事を

召し上がって頂ければと思います。

 

あなたのご来店を、スタッフ一同、お待ち致しております。

 

レストラン間
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-25-3 EBISU HANA BLDG 1F
・JR恵比寿駅 東口改札より徒歩3分

 

営業時間:
ランチ/12:00 – 15:00(土日のみ)
ディナー/18:00 – 23:00

定休日:月曜日、毎月第3火曜日

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